体験談 離婚・再婚

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自分や家族を心から心配してくれる人に離婚を報告

40代 女性

3人の子どもをもつシングルマザーです。子どもたちが小学生から中学生の頃に別居し、約5年後に離婚しました。別居したことをまず伝えたのは、元夫との関係をずっと相談していた友人や親身になってくれていた親戚です。心身ともに不調が出ていた私を見て心配してくれていたので、「よかったね」と言っていました。元夫と一緒に住んでいた頃は、友人や親戚は気を遣って家に来ることもなかったのですが、別居後はよくホームパーティを開くようになり、家の中が賑やかになりました。子どもたちもいい刺激をもらっていると思います。

子どもたちの学校にも別居することを伝えました。上の2人は何も言いませんでしたが、一番下の子は、最初は戸惑いがあったのか「先生には言わないで」と言っていました。しかし、学校での子どもの生活や先生とのやり取りのことを考えた時に、やはり報告しておいた方がいいと思い、子どもとよく話し合ったうえで先生にも伝えることにしました。子どもは元夫の姓のままで私が旧姓を使うようになった時も、学校の書類のサインなどで姓が子どもと違っても詮索されることはなく、予め伝えておいてよかったと思いました。

報告したのは、親しい友人と親戚、そして学校。それ以外の関係が深くない人たちに報告しても噂話のネタにされるだけだと思い、自分から伝えることはしませんでした。それでもどこかから伝わるものなので、先に自分から言いたいという方もいるでしょうが、私はこのやり方でよかったと思いますし、何の支障もありませんでした。自分や子どもたちを心から思ってくれる人たちに伝えておけば、それで十分だと思います。