中学生になる子どもが幼かった頃に離婚しました。独身の頃から贅沢をしない暮らしだったのですが、シングルマザーになってからはひとりで家計を支えるために、さらに節約を心がけるようになりました。まずは、自分にかけるお金をなるべく減らしました。仕事に必要な洋服や化粧品は最低限のものだけ。特に洋服は、自分のなかで仕事に着ていく服を制服のように決めていたので、コーディネートに悩むこともなく、ストレスもなかったです。また、子どもの洋服はフリーマーケットを活用していました。子どもをもつ親向けのフリーマーケットが行われている情報を探して出かけ、すぐに着られるものだけでなく、少し大きいものまでまとめて購入。価格も良心的に設定されていることが多かったのでとても助かりました。そのほかにも医療保険は月々の掛け金が安くなるものを選ぶ、外食はしないなどなるべく月々の固定費を抑える努力をしていました。

節約をしていたおかげで親子ふたりの暮らしを成り立たせることができましたし、子どもをスイミングやピアノなどの習い事に通わせることもできました。また、私の唯一の趣味だった音楽ライブに行くことはやめず、楽しみのひとつにしていました。

生活にかかる費用のどの部分を削るかは家庭ごとに異なるものだと思います。私の場合は洋服や外食などでしたが、それぞれにストレスなく節約できる方法を探って実践してみてはいかがでしょうか。譲れないところは大事にしつつ、自分と相談しながら節約を楽しんでみてください。