体験談 子育てのこと 支援・サポート

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一時預かりや遠くに住む両親。子どもが安心して過ごせる預け先を探して

40代 女性

ひとり親にとって、頭を悩ませることのひとつが子どもの預け先です。私は、成人して独立した息子と小学生の娘をシングルマザーとして育ててきました。仕事はフルタイムで、残業や出張、お付き合いの席も多い勤務先です。子どもの父親とは連絡を絶っているので頼ることはできません。

仕事が遅くなった時、出張の時、休日に用事がある時、子どもを預ける場面は次々とやってきます。普段は、延長保育や託児所の利用、ベビーシッターをしている友人に預けることが多く、出張などあらかじめ日程がわかっている場合は、他県にある実家から両親に来てもらっていました。

休日に娘を連れていけない用事がある時や、自分自身がリフレッシュしたい時には、「福岡市立中央児童会館 あいくる」の一時預かり室にお世話になりました。生後6か月~小学校就学前までの期間ですが、金額も良心的で利用しやすかったです。

どんな時でも子どもを預けるのは心が痛むもの。特に小さいうちは別れ際の「ママー!」という声に後ろ髪を引かれますし、預けている間も「泣いていないかな?」とずっと気になります。自己満足かもしれませんが、預けている間、子どもが少しでも楽しい気分になれるように、子どもの好きなものが詰まったお弁当を用意して持たせたりしていました。

今では娘も成長し、預け先に迎えに行くと「もう帰って来たの?」と言うように。娘は活発で友達と遊ぶのが好きなタイプなので、安心して預けることができますが、お子さんそれぞれの気持ちに合わせた対応が必要ですね。また、社会人になった息子が娘を預かってくれることもとても助かっています。

働きづめだったこともあり、約1年前に体調を崩し、現在は休職中です。娘にとって、学校から帰ったら母親がいるのは初めてのこと。そのことをとても喜んでいるので、言葉には出さないけれど寂しさを感じていたのでしょう。この期間に娘としっかりと向き合い、私の仕事のことも含めて今後のことを考えていきたいと思います。

同じようにシングルで子育てをする方もいろいろと心配があるでしょうが、きっとなんとかなるはずです。私もさまざまな工夫をしながら今があります。子どもと自分が少しでも楽しく、そして安心して預けられる場所を探してみてください。