体験談 子育てのこと 支援・サポート

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地域のサポートを活用し、こどもにさまざまな経験を

40代 女性

現在8歳のこどもが幼いころにひとり親になりました。フルタイムで働いているので、使える制度やサービスは活用しようと、さまざまなサポートを受けてきました。

こどもが小学校に上がる前によく利用していたのが「福岡ファミリー・サポート・センター」です。私のような子育てを応援してほしい人と、地域の子育てを応援したい人の登録制度で、小学生までのこどもをもつ家庭が利用できます。

仕事で帰りが遅くなる時に、保育園のお迎えと留守番をお願いしていました。いつも同じ方に依頼していたのでこどもも懐き、安心して利用できました。

小学生になってからは学校の学童保育に預けています。ずっと同じ地域に住んでいるので保育園からのママ友も多く、学童保育の終了時間に間に合わない時には一緒に連れて帰ってくれたり、逆に私が休みの時にはほかの子を預かったりと持ちつ持たれつの関係です。

ほかには公民館で行われるフードサポートや「こども食堂」にも参加しています。

フードサポートは、ひとり親家庭に向けたもので、お米や野菜、賞味期限が近い加工品などの食材を提供してもらえる取り組みです。いろいろな食材をいただくことができるのでとても助かっています。

「こども食堂」は、こどもは無料、大人は300円でバランスのいい食事をいただくことができます。こういった活動は区によってばらつきがあるので、福岡市内の各地域で受けられるようになるとうれしいですね。

また、ひとり親サポートのNPO団体の活動にも参加しています。夏のバス旅行や冬のクリスマスパーティーなどのイベントがあり、こどもに楽しい思い出を作ることができています。また、同じような境遇の方と話ができるので私の息抜きにもなっています。

地域のサポートを受けることで、私ひとりではできないさまざまな経験をこどもにさせることができています。外に出ていろいろな人と出会い、リフレッシュするのは親子にとってきっといい影響があると思います。「市政だより」にはそういった情報がたくさん載っているので、お近くのサポートを利用してみてはいかがでしょうか。