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両親が離婚に反対するなか、親戚が心の支えに

40代 女性

3人のこどもをもつシングルマザーです。別居から約6年後に離婚が成立しました。別居した当時、両親は離婚に大反対。夫から受ける精神的苦痛がどれほど大きいかを訴えても「あなたが我慢しなさい」の一点張りでした。親からの強い反対は、別居から離婚まで時間がかかった理由の一つでもあります。了承を得ようと何度も話し合いましたが、平行線のまま。結局、許しを得ることは諦めて離婚後に報告しました。

今でも両親は私の離婚を受け入れておらず、関係はぎくしゃくしています。こどもと一緒に実家に帰ることもありますが居心地はよくありません。そんな私の状況を理解してくれている親戚が、実家から誘い出して息抜きをさせてくれることも。もともと親戚の仲が良く、離婚についても相談していたので気遣ってくれています。また、弟も離婚を認めてくれない一人。弟の妻と私は仲が良く、時々会いますが、弟本人との交流はほとんどありません。実の家族だけが受け入れてくれないという状況のなか、理解してくれている親戚がいるのは心強いことです。

夫とはかなり悪い状態で別居したものの、別れたとたんに関係性が好転し、今はそういった実家の状況も笑って話せるほど良好な関係になりました。月に1度はこどもたちと一緒に会い、こどもの将来についても話し合っています。揉めていた頃を知っているこどもは、今の私たちを見て「元に戻らなくていい」と言います。私自身も夫へ感謝できるまで気持ちが変化しました。
現在の状況を両親や弟に受け入れて欲しいと思っていますが、まだ難しいようです。でも、私の人生は私のもの。親のものではありません。判断を人のせいにしないように、誰に何を言われても最後の決断は自分でして、これからも前向きに生きていきたいと思います。