2024.02.19
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相談することでさまざまな気づきや安心が生まれた
小学生の子どもをもつシングルマザーです。元夫と一緒に事業をしていたので離婚した当時は仕事がなく、さらに家を出たので住む場所もありませんでした。頼る人もいない状況で、相談したところは数えきれません。区役所の保護課や子育て支援課、ハローワーク、「福岡市立ひとり親家庭支援センター」、「福岡市生活自立支援センター」、民間のシングルマザー支援協会など思いつくところすべてに話を聞いてもらいました。親身になって相談にのってもらえるところばかりで、さまざまな有益な情報をもらうことができました。
その中でも特にお世話になっているのは、「福岡市立ひとり親家庭支援センター」です。生活の相談はもちろん、ひとり親の状況をふまえたうえで就業の相談にも乗ってもらえます。子どもの特性のために普通の仕事に就くことが難しく、新しいスキルを付けるための講座を受けることができたのもこちらでの勧めがあったから。託児所もあり、子ども同伴可能なのでとても助かりました。「福岡市生活自立支援センター」では、安定した住居を確保して、就職に向けた活動を行うために「住居確保給付金」を支給してもらうことができました。また、区役所の保護課で生活保護の説明を聞いたことで、いざという時に頼る“心のお守り”があるという安心感が生まれました。さらに民間のシングルマザー協会では、民間ならではのアドバイスをもらうことができ、目線を変えることの大切さにも気づきました。
私はもともとひとりで抱え込む性格だったのですが、離婚を通して相談することの大切さに気付きました。話すことで自分の頭の整理もできますし、心が落ち着きます。また、自分だけでは気づけないことを教えてもらえる機会も本当にたくさんあります。あまり深刻になりすぎないで、気軽にいろいろなところに相談してみるといいと思います。