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「教育資金計画」で得る家族と私の心の余裕

50代 女性

元夫とは3年前に離婚し、会社役員として働きながら10歳の息子をひとりで育てています。

離婚は円満に進み、財産分与や教育費などでもめることはありませんでした。一緒に生活している頃はいがみ合うこともありましたが、距離を取ることで関係は良好になり、今ではこういう家族の形があってもいいと逆に楽しめるようになりました。

離婚の直後、息子も多少の動揺はあったものの、今では「誕生日を2回お祝いしてもらえる」とよろこぶほど気持ちを切り替えてくれ、私と元夫の家を自由に行き来しています。

教育資金については、離婚後のほうが計画的に考えるようになりました。元夫の援助があるとはいえ、やはり我が家は母子家庭。ほかにも、私には保護責任を持つ2人の家族がいて彼らを支えていく必要があります。

これから先、予想だにしなかった出費があるかもしれませんし、私自身に予期せぬことが起こるかもしれません。元気に働いているうちに将来に備えておこうと思い、貯蓄や「ジュニアNISA」などの投資を行っています。これまでは自己流でやってきましたが、今後はファイナンシャルプランナーに必要なコストや資金運用などを相談して、息子が安心して学業に励める環境を整えていきたいです。

進学については元夫とも相談しながら、大学卒業までをゴールに教育資金の設計を考えています。
私たちの親世代が子育てをしていた頃に比べると今は情報やサポートも充実しています。わからないと放っておくのではなく、情報をキャッチして計画を立てておくとこどもの将来が安心になるのはもちろん、親自身の心の安定にも繋がります。

また、その計画が成り立っていると、周囲も偏見を持たずに応援してくれるものです。ひとり親だからこそ、将来設計を早い段階で計画し、目安を立て、あとは実践するのみ。そこから私自身、そして家族全員の心の余裕に繋がったように思います。