2026.02.18
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収入増につながる資格取得
収入は、日々の生活を支えるだけでなく、将来の選択肢を広げる大切な土台です。物価高が続く今、「もう少し収入を増やしたい」と感じる方は少なくありません。そんな中、次のステージへ導く手段のひとつが「資格取得」です。
資格は、知識やスキルを客観的に示せるだけでなく、働き方の幅を広げる強い味方になります。本コラムでは、子育てと仕事を両立しながら、比較的取り組みやすい資格をみていきましょう。
資格の種類について_医療・介護系
安定した需要がある資格として、まず挙げられるのが「医療事務」です。医療事務は国家資格ではありませんが、資格があることで採用や時給面で有利になることがあります。通信講座やオンライン学習など自分のペースで学べるのも魅力です。
※下記の学習時間は目安です。ご自身のペースに合わせて進めてください。
医療事務関係の資格
・医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
医療事務系資格の中でも代表的な資格です。
・医科医療事務管理士技能認定試験
レセプトの作成に強く、医療事務全般に対応できます。
・診療報酬請求事務能力認定試験
難易度が高く、経験者向けの資格です。
いずれも学習時間の目安は200~300時間からで、無理なく始めやすい資格といえるでしょう。
次に、高齢化が進む中で需要が高く、働きながらステップアップしやすい分野として「介護」が挙げられます。
介護関係の資格
・介護職員初任者研修(旧:ホームヘルパー2級)
未経験から始める場合に入口となる資格です。
学習時間は130時間程度で、訪問介護(ホームヘルパー)として働くことができます。
実務経験を積みながら「介護福祉士」という国家資格を目指す道もあり、長期的に安定した就労が期待できるでしょう。
資格の種類について_デジタル系
さらに、時代の流れを捉えたスキルとしてIT・デジタル系資格も注目されています。
・ITパスポート(国家資格)
・MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
いずれも事務職をはじめ幅広い仕事で活かせる資格です。在宅ワークや副業につながる可能性もあり、柔軟な働き方が期待できます。
学習時間は、ITパスポート 100時間~150時間、MOS 60時間~80時間が目安です。
今の暮らしや将来、そして自分に合った学び方を
仕事や子育て、家事に追われる毎日の中で、自分のことは後回しになりがちかもしれません。今の生活を大切にしながらも、収入やキャリアについて少し先を見据えて考えることも大切です。
通勤時間やこどもの習い事の待ち時間、早朝や休日のわずかなスキマ時間など、無理なく続けられる学び方を見つけてみましょう。たとえ直ぐに収入増につながらなくても、学ぶ姿勢と積み重ねた経験は、確実に将来の選択肢を広げてくれます。
本コラムで紹介した資格は一例にすぎません。ご自身に合った一歩を探してみてはいかがでしょうか。
なお、資格取得に当たっては、福岡市において、養成機関の講座受講費用の支援(受講費用の最大85%)や受講中の生活費の支援(最大月額14万円)が行われておりますので、是非、こちらも確認してみてください。
・自立支援教育訓練給付金
・高等職業訓練促進給付金
この記事を書いた人
白浜仁子
ファイナンシャルプランナーCFP®
fpフェアリンク株式会社 代表
元銀行員。結婚・出産後、FPの国際ライセンスを取得し2008年より独立系FPとして始動。資産運用、住宅ローン、保険見直し、相続などの相談をはじめ、ライフプランを基とした女性ならではのコンサルティングを行う。その他、セミナー・講演、執筆などに従事。


